Heartful Eyes

2023/02/14

Fine-point pen and copic markers on paper

孤独は賑やかだ
強く、図太く、楽しくて、美しい
私は私さ
1人はパレードなんだ

この青い物体的なやつが 1人の人間をイメージしてて、ハートがその人の核となる心。その心は純粋で綺麗な青色のダイヤモンドで守られている。(元々人間って美しくて儚くて脆い生き物なんだと表現したかった)


周りの目は全て違う形をしていて「世間からの目」「親からの目」「友人からの目」etc…

目だから基本的に直接手を出してくることはない。しかし様々な他人からの目があって、皆それぞれ違う「目」であるが全員見ている所は同じなんだっていうことを、黒目に当たる部分をハートと同じ赤色にさせて表現してみた。

人間社会に適応してるか否か、喰み出し者ではないか、出る杭をひたすら出させないための監視、常に見られているという感覚。(見られているというより気配レベル)


もし、この青い物体が「周りの目」が持つ価値観や考えに適応していって周りと同じようにするべきだと自分の個性を殺し始めた時に周りの目の赤さもなくなる。情熱や野心がある状態から世間一般の常識や価値観に合わせ始めての赤色から脱色して白色になってしまった状態、本当の自分の思いとは裏腹にはみ出すことをやめるようになっていった。


だから何か反骨心や野心、情熱といった思いがある人たちがこれから感じるであろう苦悩に、もがいて足掻いていく前の段階、若しくは何か決意を固めて新たに動き出そうとしている人の描写をしたかった。

そしてそういった人たちは、たとい一人になっても満ち足りたエネルギーがあるし、孤独が賑やかであることを知っている。